代表の挨拶

一般社団法人 山梨県設備設計事務所協会 会長 中込 隆

当協会は昭和51年に設立し、令和の新時代を迎え44年目となる歴史ある協会です。
現在は正会員14名以外に準会員、賛助会員、次世代を担う正会員事務所の後継者である事務所所員、併せて100名余りの会員で構成されています。

建築物の設計は意匠設計・構造設計・設備設計の3つに大きく分類されます。
この中の設備部分の設計業務が私共の分野となります。
この設備設計を人間に例えると心臓(ポンプ)、肺(換気)等の内蔵や血管(配管)、脳(通信)、神経(電気配線)といった人を動かす機能になります。
意匠設計(顔・身長・容姿)や構造設計(骨格)に比べ長寿の役割を担っているのが設備設計であり、建物としての機能を維持していくために重要で有り、そのためにはリニュ-アル等の改修も必要となります。
また、業務内容としては設計だけではなく、企画、積算、現場監理、点検、診断等多岐に及ぶプロ集団です。

近年は地球環境への社会的関心が高まり、省エネ・省資源に加え節電要求から機器の高効率化が進み、これらの実現が設備設計に於いて必須のものとなっています。
しかし、一般社会には設備設計という業種はあまり認知されていない一面があり、建築設計者が建物に関わる全ての設計業務を行っていると認識されがちです。
これに少子化が拍車を掛け、山梨だけではなく全国的に見ても深刻な後継者不足となっています。

当協会としましても、若者の育成と併せながら設備設計の魅力と将来の展望を後生に伝承し、人材育成のため取り組んでおります。
具体的活動としては、単価表の作成、協会報の発行、技術委員による勉強会等を正会員事務所の後継者である若手も含めて行っています。
また、賛助会部会を立ち上げ、賛助会員の協会報への作業協力、賛助会懇親会企画への参加及び商品説明会等を通した交流会で親睦を深めております。

単価表につきましては、県や全市への配布を実施しており協会単価が県内各市町村にも浸透してきております。
県外に目を向けますと、当協会の上部団体であります「一般社団法人日本設備設計事務所協会連合会」の1会員としての山梨県が意見も提案でき、国や各行政団体への要請も一層有効なものとなっております。

この様に協会内外を含め様々な活動を行っており、これからも全会員団結し設備設計技術者団体として建築設備業界の発展を目指し活動を続けていく所存でございます。
今後共関係者皆様方のご支援、ご協力をお願い致します。

活動報告